また警察のお世話になり…
20時を過ぎて帰宅すると、
いつも寝てしまっている息子。
ごはんも食べず、風呂も入らず、
服は砂でジャリジャリ、
あらゆることがやりっぱなしで困るのと、
寝てしまわれると、
親子の会話は1日のうち、
朝の忙しい時間に数分だけとなってしまうため、
19時半になってまだ会社にいると、
焦りが出てきます。
今日も、焦って帰りに家に電話。
「寝るな」と言おうとして。
電話に出たいとこのお兄ちゃんが、
「まだ帰ってきてないよ」と。
もう20時近いのに?!
小一が、20時近くまで何してんだ!?
と、今度は別の意味で焦る…。
さらにお兄ちゃんが
「さっき警察から電話があって、
ちょっと遅くなるって言ってたよ」と。
なにー?!
また警察??
と思ってしまいました。
4歳のときに、私の留守中、
私をさがして
ひとりでふらふら歩いて行ってしまい、
親切な女子高生に、交番に届けられたことがあるのです。
またそれか?!と思ったら、
お兄ちゃんが
「なにか落し物を届けに来たって警察が言ってたよ」と。
一体なに?!
と思って帰宅したら、すでに帰っていて
いつもどおり、
リビングの床に転がって電池切れ。
なにを届けに行ったのか、
どんなふうに警察のお世話になったのかは、
わからずじまいでした。
まあ、とにかく無事に帰ってきてて
よかったとホッとして、
ごはん作っていたら、警察から電話!
「お母さんですか?」
「はい!今日はお世話になったようで
申し訳ありませんでした」
と、警察官にはとりあえず謝る条件反射。
豊田警察署のおまわりさんでした。
「ひとりで自転車に乗ってこられて、
お金を届けてくれたんです。
道で拾ったそうで。」
このとき私の頭をよぎったのは、
1000円札でした。
「そうですか〜。ちなみにいくらだったんですか?」
と聞いたら…
「1円です」
と、少しもトーンを変えずに答えるおまわりさん。
わたしは、笑いながら、
「そうですか〜」。
少しも笑わず、けど、終始おだやかな、おまわりさん。
「どうか、ほめてあげてください」と。
なんだか、じーんときてしまいました。
おまわりさん、いい人だぁ〜(T_T)
1円のために、豊田市の本丸に乗り付け、
警察官の時間をさき、
電話代をかけ…
1円のために大切な税金を使わせてしまった、と、
申し訳ない気持ちになりました。
が、おまわりさんの
「ほめてやってください」どおり、
ほめてあげようと思います。
が!
過去に、わたしがうっかり家に置いていった1万円札を持って
豊田ジャスコでポケモンのおもちゃを
大人買いした前科があるので、
これでチャラかな、と思っております。
ちなみに、前科事件のときは、
幸運にもまだ開封前に発見でき、
くしゃくしゃになったレシートが
見つかったため、
わたしに叱られて泣きじゃくる息子を
引っ張りだして、豊田ジャスコにいき、
一緒に謝って返品させていただきました。
(包んであったとはいえ、
現金を家に置いていった私がいけないのですが)
お金の価値がわかる前と、
ある程度わかったあとで、こんなにも
行動が違うもんなんだな、と思いました。
しかし、極端だな…
関連記事